”運動は薬”外来

”運動は薬”外来概要

”運動は薬”外来について

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運動が体に良いとことは「わざわざ言うまでもないあたりまえのこと」と誰もが感じていると思います。しかし、「どれだけの運動をすることで体にどのような効果があるか?」、「運動のやりすぎで逆に悪影響が出ることはないのか?」という問いに答えられる方は医師も含めてまだ少ないものと思います。

近年の研究で、運動習慣は健康を維持するだけでなく、全ての生活習慣病に対して予防/改善効果を持つことが科学的根拠に基づくデータ(医学の領域ではエビデンスと呼びます)として、続々と明らかとなってきています。そして驚くべきことに、脳卒中に関して、発症に関わる因子の疫学調査の結果、”高血圧”の次に”運動習慣の有無”が2番目に重要な因子だったというエビデンスが示されています。このような状況を受け、米国の神経学会雑誌の論説にも「脳卒中予防として薬を手に取るように運動靴を手に取るべき」との提言がされています。つまり、多くの方に降圧剤などのお薬を服用して頂いていますが、次に考えるべきは運動習慣をつけることと言えます。

“運動は薬”外来では、運動習慣を皆さんにつけて頂くことで、薬と同様の効果を得て、生活習慣病の予防/改善を図り、さらには脳卒中予防、循環器系疾患の予防を目指すことを目的としています。


運動による生活習慣改善を目指します。

「対象」

生活習慣病を運動習慣で改善したい中高年の方を主な対象とした外来です。
※生活習慣病等の基礎疾患を有しておらず、以下のような方は自由診療で対応致します。

  • 安全な運動習慣を会得したい中高年の方(スポーツ愛好者を含む)
  • スポーツ関連の心血管事故やオーバーワーク障害を予防したい方

「目標」

高血圧/糖尿病/肥満/高脂血症を改善し、脳卒中/循環器系疾患を予防します。
運動効果により薬物治療の投薬量の調整が可能か検討します。


「診療内容」

運動の持つ身体への効果の理解を進め、運動習慣の動機付けをします。
画像/生理/採血検査等により身体状況の評価をします。
身体状況に合わせた習慣的運動プログラムを立案します。
正しい運動習慣化を指導し、栄養摂取法を指導します。
運動習慣を得た後に現れる身体への効果の評価をします。
運動習慣を得た後に薬物治療について調整できるものを検討します。


「診療日時」

診療科目:脳神経外科
診療日時:月曜日・金曜日 13:30~17:00(受付時間 13:00~16:00)
担当医師:副院長 鐙谷 武雄
※ご来院時は健康保険証を必ず持参下さい。
また、おくすり手帳並びに健康診断結果がお手元にございましたら合わせてご持参下さい。